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「PRESIDENT (プレジデント) 2010年 12/13号 [雑誌]」
に、ザ・リッツ・カールトン東京のサービスについて触れている記事が
P66から4ページにわたって掲載されています。
この記事のために、買ってみました(笑)。
プレジデント、今回の特集は「気働きの研究」。
「気働き」、すなわち「思いやり」や「気配り」といった相手への配慮の気持ちのことのようです。
この特集記事の中で、ザ・リッツ・カールトン東京の総支配人、フランソワ・ノッカート氏をはじめ数人のスタッフが、ザ・リッツ・カールトン東京のサービスについて語っています。
リッツ関連本も多く出ており、リッツファンの方にはご存じの内容も多いかと思いますが、記事の中で印象深かった点がいくつかありましたので紹介させて頂きます。
「ザ・リッツ・カールトン東京のお客様の70%が日本人」
これは驚きました。もっと外国人客が多いかと思っていました。記事の中にはその理由も書かれています。
日本人と外国人とでは、受けるサービスに対しての期待感に違いがあるようです。それを理解して実践できているザ・リッツ・カールトン東京は、日本人客の心をつかんでいるとのこと。
記事に出てきた話で面白かったのは、「日本人はホテルスタッフに荷物を持ってもらうことを望んでいるが、外国人は自分で持つ」という話です。
ビル・ゲイツ氏のようなVIPともなると、「荷物の受け渡しの数秒の時間でさえ、無駄にしたくない」という気持ちがあり、絶対自分で持ちたがるとのことです。さすが出世する人は違うな!と思いました。
「アラブのお客様に30万円分のキットカットを送っている」
この話も驚きました(笑)。
かつて、アラブから来たお客様がいたそうです。その方がザ・リッツ・カールトン東京に宿泊した際、チョコレートのキットカットをいたく気に入り、その後、帰国してからも、新製品が出てないかどうか度々アラブからメールで訊いてくるそうです。
キットカットはアラブでは売ってないため、その度にスタッフが30万円分のキットカットを送っているとのこと。
「アラブ」と「キットカット」の組み合わせが意外すぎで笑ってしまいました。
そんなことまでしてるとは、参りました(笑)。
今回の記事を読んで、まだ知らなかった話も多く、面白く読ませて頂きました。
とくにビル・ゲイツ氏の話は大変興味深く、彼の一分一秒をも無駄にしない姿勢には感銘を受けました。
ちなみに、東京で行っている荷物を持つサービスは、アメリカのリッツ・カールトンでは行っていないようです。
新条もいつかキットカットを送ってもらえる人間になりたいと思います(笑)。
しかし30万円分ってすごいですねえ。
おそらくお代はアラブの人が出しているのでしょうけど。。。
途中で溶けないのかな??
一箱100円として、3千箱ですね。。。すごい。。
興味がある方は是非どうぞ。他の記事も、仕事やプライベートに大いに役に立ちます。
PRESIDENT (プレジデント) 2010年 12/13号 [雑誌]