
今年も、リンクシェアが開催するJALの見学会に参加してきました。前回ご紹介したJAL国際線サクララウンジに続き、今回はボーイング767型機のコクピットをご紹介します。
お願い:このブログに掲載されている写真は、日本航空株式会社の許可を得ています。無断使用や転載はご遠慮ください。
うわ!767のコクピット狭すぎ!




パイロットってタクシーの運転手以上に腰痛に悩んでいそうですね。。。これはかなり厳しい体制です。頭がさがる想いですね。家で呑気にフライトシミュレーターを操作するのと全然違いますよ(笑)
コクピットの窓からの視界もとても狭い!見下ろすと、飛行機の鼻先が邪魔で足元は全く見えません。パイロット視線で見ると、人がメッチャ小さいし!

グランドスタッフの手旗信号の重要性も分かりました。あれがなかったら飛行場内で動かせませんね。。。

こりゃあ大変な仕事ですね。人命を預かるプレッシャーだけでも大変だと思いますが、操縦する姿勢も大変なお仕事でした。最新型の飛行機ならもっと良くなっていると思いますが、それにしてもびっくりしました。
飛行機はメンテナンスすればずっと飛び続けられる

ビデオデッキといえば、この767型機の客室にある機内プロジェクターは液晶画面ではなく3色方式のプロジェクターでした。しかもVHSテープで流しているそうです。年代物〜。
シートも古いタイプのシートでした。Jクラスも革張りになる前のもの。
それから、機内で流れる映画についてのお話も聞けました。作品をセレクトしているスタッフの方によると、セレクトする基準は「乗客に恐怖心を与えないもの」だそうです。パニック系映画はダメですね。
公開から3ヶ月すると映画会社と契約ができるそうですが、海外で人気があっても日本では知名度が低い主役俳優の映画などは選ばないようにしているそうです。
そうそう、機内見学をする前に、新しい767のシート「SKY SUITE」についての説明もありました。
中国の工場で製作されているそうです。このスライドは、救命道具のチェックをしているところ。身長が大きい人でも使える位置に調整するそうです。また、小さい人が寝た状態でも使用できるようにも調整するとのこと。大変だ。。。

「SKY SUITE」の席の並びは、1-2-1となっています。左右の窓際が1列で真ん中が2列。
これは、ANAのシートが2-2-2の配置なので、それを凌駕するための配置だそうです。

「お客様にいい設備を提供しよう!」という意気込みで開発したそうです。実物を見てみたいな。
カーゴ内は天井が低く、足元は滑る!



JALの整理整頓術、工具箱は開けたまま



見学の最後にお土産をいただきました
そして、ファーストクラスで使われているグラス。これがシンプルで綺麗。

大きさはそれほど大きくありません。小さくて可愛いですね。

底面に「JAPAN AIRLINE」のロゴ入り。

そして航路図のブックカバー。「RED Suite」のプレイルームの壁にも貼られていた航路図です。これを小さく切りブックカバーにしたものです。

裏を見ると折りたたんであるのがわかります。手作りなのかな?

あと、機内Wi-Fiの無料券なども頂きました。期限が切れるまでに乗らないと!
というわけで、整備工場見学レポートでした。コクピットに入ることができるとは思いませんでした。
実は今回、本来は新しいJALの「SKY SUITE」を見学できる予定だったのですが、当日になって急遽NGになってしまったそうです。
JALの皆さんが四方八方手を尽くしてくださり、767のコクピットを見学できることになりました。当日NGになったにもかかわらず、その日のうちに代替機を手配できるってすごいと思います。セキュリティの問題などもあるでしょうに。。。
毎回思いますが、JALスタッフの方々ってすごい。有能な方がそろっているんでしょうね。一般人にここまでしてくれるって、なかなかないですよ。しかもみんな爽やかだし。爽やかトレーニングでもしているんだろうか(笑)?
新条もあれくらい爽やかな人になれたらいいのに、と思いました。
JALの皆様、ありがとうございました。
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