リンクシェアさん主催の日本航空見学会レポートです。
前回の
「JAL機からの脱出を体験!JALの緊急脱出体験をしてきた1 〜施設潜入編〜」
に続き、今回は
「JAL機からの脱出を体験!JALの緊急脱出体験をしてきた2 〜憧れのCA登場編〜」
です。
リンクシェアさん主催の日本航空さん見学会。
今回はそのレポート第2回目です。
今回は、いよいよ飛行機セットの中に入ります!
今回のレポートで体験している内容は、通常のJALさんの見学会とは違う内容です。
普段はこのような内容の体験会は開催しておりません。
CAさん登場!そして事前説明
広いスペースにある訓練設備を撮影し終わったあたりで
CAさんがマイクでご挨拶。
訓練に先駆けていろいろ説明をして頂きました。
そして、ケガをするといけないので、準備運動としてラジオ体操なども。
久しぶりにラジオ体操したなあ。
ラジオ体操って便利だね。誰でも知ってるから、すぐ出来る。

CAさんが登場しました。またしてもテンション上がります。
ラジオ体操の後(前だったかも)に
滑り台で脱出する際の基本姿勢の説明がありました。
これ大事っ!!!

脱出姿勢の説明です。守らないとケガをする恐れがあります。
滑り降りる際には、上の画像のような体勢をします。
気をつけることは以下の通り。
- 腕は前に伸ばして軽く握る
- 足は肩幅に広げ、前に伸ばす
- 体は前傾姿勢に
この体勢で滑り降りないと、ケガをする恐れがあります。
【腕は前に伸ばして軽く握る】
手を伸ばすのは、滑り台に手が触れないようにするため。
勢いよく滑るので、手が滑り台に触れると摩擦で火傷、
あるいは、ぶつけて捻挫したり骨が折れたりするかもしれません。
滑り台はもっとフワフワしてるかと思ったら、
結構硬いんですよ。これが。
【足は肩幅に広げ、前に伸ばす】
足を肩幅に広げるのは、左右のバランスを崩さないため(だと思う)。
体験してみてわかったのですが、足を真ん中で揃えてしまうと、
バランスが崩れ、体が左右に傾いてしまいます。
左右に倒れるとこれまた危険。
実際、当日も横に倒れそうになっていた方もいて、
倒れると進行方向に対して横を向いてしまうこともあり、ケガのもと。
しかも、本当の緊急避難時には、後から続々と滑り降りてきますので、
途中で倒れていたりすると、激突する恐れもあります。
【体は前傾姿勢に】
体を前傾姿勢にするのは、
着地時に腰を打ったり尻餅をつかないようにするため。
勢いよく滑るので、意図的に前傾姿勢を取らないと、
上半身が後ろに傾いてしまいます。
そうすると、着地時に尻餅をついてしまいケガの原因に。
前傾姿勢なら、着地時してすぐ、そのまま前に向かって進むことが出来ます。
着地時に大事な事は、その場からすぐに離れること。
前述のように、後ろから次々と避難者が滑り降りてきますので
その場に立ち止まっていると危険です。
というわけで、まずは社員の方がお手本を見せてくださいました。
結構な高さがありますよ、これ。おそらく6〜7メートルくらいはありそう。

脱出のお手本です。着地地点には必ずサポートする人がいます。

シューン!滑った!見事に脱出体制を維持しています!
さすがは社員の方、見事なお手本を見せてくださいます。
はたして、凡人の俺たちにこんなスマートな滑りが出来るのか!
失敗したらカッコ悪いぞ!俺たちに明日はあるのか!
なんかドキドキしてきたぞ!
自分たちが滑るのは、先程、お手本を見せてもらった滑り台ではなく、
こちらの滑り台。
そういえば、滑り台のことを「スライド」と言っていたような記憶があります。

自分たちが滑るスライド。先程のとは違う感じ。

高さも先程よりは低く、4〜5メートルほどでしょうか?斜面も緩やかです。
というわけで、さっそく上に上がって飛行機の中に入ります!
ドキドキ!
中に入ってビックリ!本物とそっくりじゃないか!
上に上がって飛行機の中に入ったら、ビックリ!
これが本物とみまがうレベルのリアル感!
つーか本物と言って良いでしょ、これ!

ちゃんと座席があって、通路も飛行機そのままの広さ(狭さ?)

窓だってホラホラ!本物だよ!

天井も!案内ランプまであるし!

椅子の手すりにはヘッドフォンのコントロール。しかしえらい古いけど。。。
年代的には古そうな設備ではありますが、
完全に飛行機の中を複製している設備でした。
この本物さながらの設備で日夜訓練をしているのですね。驚いた!
やはりこのように本物と同じ状況じゃないと、訓練として機能しないのでしょう。
そして、先程のCAさんに加えて、さらにCAさんが勢揃い!すごーい。

CAさん勢揃いです。笑顔も爽やか輝いてる〜。
さあ、問題です。このなかで本物のCAさんはどの女性だ!
いや全部本物ですってよ、奥さん!
総勢8名前後はいらっしゃいました。贅沢な見学会だ〜。
今回の見学会で驚いたのは、JALの社員さんが大勢参加していること。
CAさん以外にも、見学会担当の方や訓練施設の方(たぶん)など
おそらく、15〜20名くらいの社員さんが参加されていました。
この見学会へのJALさんの熱意が感じられ、これまたビックリしたのでした。
お世話になりました。ありがとうございます!
そして、この後、
あのやさしい笑顔のCAさんのイメージを覆す衝撃の事実と、
臨場感ありすぎてビビった、緊迫の緊急事態を体験!
というわけで、
「JAL機からの脱出を体験!JALの緊急脱出体験をしてきた2 〜憧れのCA登場編〜」
でした。
次回は
「JAL機からの脱出を体験!JALの緊急脱出体験をしてきた3 〜衝撃の緊急事態編〜」
です。